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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ ブログトップ
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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ [小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~]

3月31日


今日は、仕事最終日でした。
なんと言うか……
今日1日は、長かったけれど、4ヶ月は、あっと言う間に過ぎてしまいました。

明日から無職です。

切ない……

明日から、本格的に就職活動をしなくちゃ……


由香さんが、4ヶ月頑張ったご褒美に、焼肉を御馳走してくれるそうです。

英字ももちろん一緒です。


と言っても英字は、焼肉は食べれないんですけどね……

今思えば、この4ヶ月、色んな事がありました。

由香さんと同居し、はるかさんと同居し、カイとはるかさんが自殺して……
そして、由香さんと再び同居している。


思い出が走馬灯のように蘇る。


「あーきー」


英字が、そう言ってハイハイして、俺の膝の上に座る。
そして、ケラケラと笑う……


「英字楽しそう」


由香さんが、そう言って笑う。


「そうだね……」

「亜金君、立派なパパになってね」

「うん!」


俺は、大きくうなずく。


パパか……


なんか、実感がわかないけど……
俺は、パパになるんだ!

そう思うと少しテンションが上がりました。


「あーきー。
 パパ?」


英字が、そう言って俺の方をじっと見つめる。


「そうだぞ、パパだぞ?」

「パパー」

「意味、理解しているのかな?」

「どうだろうね。
 でも、パパと言われると嬉しいな……」

「えへへ。
 なんか、今とても幸せ」


由香さんが、そう言って笑う。
俺も幸せ。


こんな感じに、みんな幸せになると良いな……


そんな感じで今日も明日も生きていく。
みんな、同じく生きて行く。

なんかしっくりこないけど。
明日も明後日も生きていく。

命尽きるその日まで……
みんな生きて行く……


結局『好き』とは、言えなくて。
結局『好き』とも、言われなく。

それでも、俺は生きて行く……

片思い~ずっと好きと言えなくて。

今回にて、おしまい。



※この物語は、フィクションです。



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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ [小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~]

3月30日


仕事は、今日で残す所あと2日となりました。
明日で終わりです。

長かったようで短かった……


昨日、俺達は、婚姻届にサインをしました。
と言ってもすぐには、結婚できません。

由香さんは、離婚したてなので、1年位結婚はしない予定です。


とりあえず、その事をヤクザさんに報告しました。


「お、やったじゃないか。
 今度こそ幸せになれよ?」


ヤクザさんは、そう言って笑顔で言ってくれました。

次にマイさんに報告。

マイさんは、少し残念そうな顔をしていましたが、最後には笑顔で報告してくれました。


こうやって、幸せの報告をお世話になった方々に報告しました。


もちろん、俺の両親にも報告しました。


「由香ちゃんなら、安心して亜金を任せられる!」


そう言ってくれました。
そして、明日、由香さんのご両親に報告に行きます。

とても緊張しています。

だって、失業するのに結婚の報告って、ダメですよね。


「収入は私の方があるから、亜金君は働かなくてもいいよ」


って、由香さんは言ってくれていますが……
そうは、行きませんよね。


由香さんは、お嬢様って感じがするし。
カイの事もあるし……


賛成してくれるかな……
物凄く不安です。

でも、由香さんはいい人なので、その由香さんを育てたご両親もいい人に違いない!
きっと、大丈夫!

俺は、そう信じています。


※この物語は、フィクションです。
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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ [小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~]

3月29日

今日は、この仕事最後のお休みです。

明日と明後日行けばお仕事は終了です。
少し寂しいです。

今朝起きると由香さんは、すでに家を出ていました。
英字は、まだ眠っていました。

朝6時に目を覚ましたのですが、その時にはもう居ませんでした。

由香さん……

俺、避けられてるのかな?

そう思うと泣きたくなった。
俺が泣きたくなると英字が泣きだした。

俺は急いで英字の元に駆け寄った。


「あーきー!」


英字は、俺の姿に気づくと再び泣きだした。


「どうした?」

「まんま……」


英字、言葉の意味も理解しだしたのかな?
これって、凄い成長だと思う。
こういう成長を見れなくなるのは、滅茶苦茶辛いな……


「ただいまー」


昼の12時を過ぎた頃。
由香さんが帰ってきました。


「由香さん?
 おかえりなさい。
 仕事は?」

「仕事は、今日はお休み貰った!」

「忙しいんじゃ……?」

「ずっと残業して、今日は朝早くに行って、仕事終わらせてきた!」

「え?」

「だから、今日と明日と明後日は、思いっきり英字と遊ぶ!」

「そっか……」

「うん」

「俺……」


出て行った方が良いよね?
俺は、意を決して言葉を言おうとした時、由香さんが鞄からクリアファイル取り出しました。


「はい」


そう言って、俺の手に置きました。

そのクリアファイルには、『婚姻届』と書かれた紙が入っていました。


「これって?」

「婚姻届だよ。
 ずっと一緒に居てくれるんだよね?
 英字と一緒に居てくれるんだよね?」

「うん」

「だったらお願いします」


由香さんが、真剣な目で俺を見る。
俺は、コクリと頷く。


「じゃ、サインお願いします」


俺達は、婚姻届にサインした。





※この物語は、フィクションです。

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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ [小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~]

3月28日

仕事も今日を入れて残りあと3回になりました。
今日は、並べ替えをやったり印刷をしたり、とにかく忙しい1日でした。
それでもなんとかやりぬけたのは、由香さんの存在が大きかったと思います。

由香さんは、今日も遅いです。
帰ってくるのが、遅いです。
年度末ですからね。
こればっかりは、仕方が無いのです。

今日の晩御飯は、海老フライです。
あとは、海老をあげるだけで完成です。
由香さんが帰ってきたら油であげようかと思います。

そして、帰りに堂島ロールを買ってきました。
ホワイトチョコロールを買ったのですが、入っていたのは堂島プリンセスロールでした。
値段は、一緒だったしまぁ、いっか……
あ、ちなみにレシートには苺チョコロールと書かれていました。

由香さんが帰ってきたら一緒に食べようと思います。

2人で、ロングサイズを食べるなんてなんて、贅沢なんだろう!

と思います。

あぁ、楽しみだ。


英字ですか?
英字は、元気ですよ。
今、ドラマを見ています。


「大切なことはすべて君が教えてくれた」


ドラマの意味とかわかっていないだろうけど……
真剣な眼差しで見ています。


「大切なこと」


俺も、由香さんに色んなモノを貰った気がする。
だから、返さなきゃと思う。


3借りたら7返す。
7借りたら3返す。


そんな言葉を聞いたことがあります。

俺は、100借りたから600は、返さなくちゃ。

いっぱい返さなくちゃ……


「あーきー」


英字が、俺の名前を呼ぶ。


「どうした?
 英字」

「まんまー」

「まんま食いたいのか?」

「まんまー!」

「ちょっと待ってね。
 今からミルク作るから……」

「まんま!」


英字は、そう言うと嬉しそうに笑った。
今は、幸せだ。
英字も幸せになって欲しいな……



※この物語は、フィクションです。

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小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~ [小説:片思い~ずっと好きと言えなくて~]

3月27日


今週で3月も終わりますね。
今日を入れて、あと5日。
仕事もあと5日で終わります。


思ってみれば、この5ヶ月。
早かったな……

色んな事がありました。

11月の終わりに仕事を始めて……
3月の終わりに仕事が終わる。

元々そう言う契約で、契約の更新はしませんでした。


そして、この日記を書き始めたのが12月の末。
4ヶ月が過ぎようとしています。

はるかさんに恋をし。
由香さんと同居をし。
はるかさんと同居し。
英字と出会い
由香さんと再び同居する事になった。


あっと言う間の4ヶ月。

始まりがあれば終わりがある。
そんなのわかっていた。
だけど、いざ別れが来るとなると寂しいモノがある。


由香さんと一緒の部屋に居られるのもあと僅かしか残されていないかもしれない。
もしも、由香さんの答えが「NO」ならば……

俺は、この部屋を出ようと思う。

英字を連れて行く事は出来ない。
英字の母親は由香さんだ。
俺は、英字のお父さんにはなれないんだ……


そう思うと泣きたくなった。


「あーきー」


英字が、ハイハイして俺の膝にタッチする。


「ん?
 どうした英字?」


英字は、俺の顔に手を当てた。


「あーきー」

「ん?」


もしかして、英字。
俺の事を心配してくれているのかな?

俺は、そう思うと泣きそうになった。
だけど、堪えた。

そして、英字をたかいたかいした。


英字は、無邪気に笑う。


英字……
もう少ししたらお別れだ……
それまでは、いっぱい遊ぼうな!



※この物語は、フィクションです。

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